 TBMベトナム(株)
TBMは「進みたい未来へ、橋を架ける」というミッションのもとサステナビリティ革命を目指す、2011年に設立された日本のユニコーン企業です。TBM の由来は、 Times Bridge Management の頭文字を取り「100 年後も残る技術や事業を創り、時代の架け橋となる会社にしたい」という想いが込められています。 TBMは主に環境配慮型素材「LIMEX(ライメックス)」の開発、製造、販売と、リサイクルプラントの運営や再生材調達プラットフォーム運営等による「資源循環事業」を展開しています。
LIMEXはTBMが独自に開発した石灰石を主原料とする環境配慮型素材で、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。プラスチックや紙の代替として利用され、資源枯渇や気候変動に貢献します。既に10,000以上の企業や自治体で採用され、袋や容器包装、印刷物など幅広い用途に使用されています。プラスチックの代替素材として幅広く使用されている「LIMEX Pellet」は、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含むことで石油由来プラスチックの使用量とGHG排出量の削減を可能にします。また、単一素材と同様にマテリアルリサイクルが可能です。LIMEX Pelletの成形には、新たな成形機を導入する必要はなく、既存の設備で様々な成形方法に対応しています。 資源循環事業では、TBMは「TBM Pledge 2030」という目標を掲げ、2030年までに100万トンのLIMEXとプラスチックを50ヵ国で循環させることを目指しています。また、国内で資源循環プラットフォームを構築し、再生原料の売買、クローズドループの企画、リサイクルプラントの運営、再生素材や製品の開発と販売を推進しています。 |